「空気圧利用井戸掘り器」開発の経緯

「弁利用井戸掘り器」及び「水圧利用井戸掘り器」を考案して長期間を経過したこともあり数年前から、さらに効率的な掘り方が
あるのではないかと考えていました。

脳裏に浮かんだのは空気圧を利用する方法ですか、「どのような方法で空気圧を利用するか」の具体的な方法を考えました。

1.     エアーコンプレッサーを利用すればよいことは分かるが、一般家庭て使用することは困難である。

2.    枯葉、砂、ゴミなどを風圧で吹き飛ばして掃除するブロアーを購入して試してみたが風量不足と分かり、格段に強力なブロアーを
 購入してみたがやはりこの方法では風量不足であると納得する。

3.      ほぼ諦めていたが諦めきれず考えていた時、ふと脳裏に浮かんだ、一般家庭でも利用できる方法は「自動車の排気ガスだ」と確信した。

4.      早速、我が家で長年使用している普通車のマフラーに大きいビニール袋を結び付けてエンジンをかけると、ニュートラル状態でも
 確実に空気を受け止め直ぐビニール袋に満杯となり破裂した。

5.       風量は十分だと確認を持ったが実際に数メートル地下から土砂を吹き揚げるには数々の問題があると考え、数か月前から地層が粘土質
 のため一時休止中の井戸掘り現場でチャレンジしてみた。

6.      10メートルのビニールホースの両端にソケットを付け、私の車のマフラーにソケットを挿入したホースを井戸掘り器に接続して自動車の
 エンジンを起動すると、ニュートラル状態では
6メートル下の底から「ごぼっ、ごぼっ・・・」という音が聞こえるのみである。

7.       そこで、エンジンのアクセルを踏み込むと泥水が井戸枠の上部まで吹き揚げてきた。

8.       しかし、吹き揚げた液体を見ても土砂は少ないので、土砂の押上げは出来ないのかと考えた。

9.       すぐに、この井戸の底は粘土層のため掘ることを休んでいることに気づき、近くの砂を井戸に放り込んで再度チャレンジすると、先ほど
 放り込んだものとほぼ同量の砂が吹き揚げられた。

10.    これによりこの方法による掘り方はほぼ確信できた。

11.   後日、地層に砂が多いと考えられる別の場所で同様の方法でチャレンジすると、確実に井戸掘り器内に砂を確保することが確認できたほか、
 井戸掘り器から砂を取り出すための改良点を
2か所気付き、
  現在の井戸掘り器に採用している。

この方法で、砂が多い地層であれば一度に多量の土砂を取り出すことが可能であると確信した。

(注意事項)

1.        自動車の排気ガスは高温であるので、長時間続けないように配意する。

2.        排気ガスを吸い込むと害があるので吸い込まないように注意する。

3.      排出口を強く塞ぐとエンジンが停止するので、井戸掘り器を底に押し付けたままにしない。